美ら海水族館に行ったら食べてって!本部町の沖縄そば

Posted on by しんちゃん

追記:2013年12月28日:この記事に掲載している「山原屋」は2014年2月に閉店、引退されることが決まりました。良く勘違いされるので、誤解が無いように書きますが、「山原そば」ではありません。海洋博公園に隣接する「山原屋」というお店の話です。
 現在、オリオングループのホテルが建設中でありますが、それに伴い立ち退きすることとなり、年齢的なことを考え引退される決断をされたそうです。

 こんにちは、しんちゃんです。

 しんちゃんが以前使っていたてぃーだブログでこんな企画をやってます。「沖縄そばを食べ歩く!!外伝「本部町のイメージはどちらですか?
( リンク先消滅… 本部町は【沖縄そば】と【かつお】のどっちのイメージ?って企画でした )

水族館だけじゃないもとぶ町

 沖縄以外の方からしたら「本部町???」って感じですよね。「本部町」は、沖縄の観光客の6割が訪れる「沖縄美ら海水族館」がある町です。

 そう、しんちゃんが水族館が好きで好きで、思わず引っ越してしまった町「本部町」。「ほんぶちょう」ではなく「もとぶちょう」。沖縄本島南部の人たちには何も無い町とか言われるんだけど、「沖縄美ら海水族館」があるわーいと声を大にして言いたい。

 「沖縄美ら海水族館」のある「海洋博公園」の経済効果は4000億円とも言われている。このお金がすべて本部町に落ちたらなぁなーんて思うんだけど、まさかの素通りの町なんです。町の財政はちと厳しいのが現実。平成21年の1人あたりの所得平均は105万円、沖縄県下ナンバー2の低所得でありました。
 (沖縄県統計資料Webより

 日本で一番入場者数が多い水族館があるのに、毎年のように低所得デッドレースに参戦するところに不思議な感じでありますが、現実は受け入れるしかありません。そして、町起こしに出てくるのが「◯◯の町」宣言!!御多分にもれずやっております。

 どれだけ宣言しているかは詳しく知らないですが、「沖縄そばの町」を宣言しているのは知っています。この「沖縄そばの町」を宣言する時にも「どうせ何の役にも立たない」と言っている人がいたのがずっと記憶に残っています。

 しんちゃんの中では宣言するのは「行政」の仕事、使うのも広めるのも「町民」の仕事じゃないかなぁと思っています。

沖縄そばの町、もとぶ町

 もとぶ町が「沖縄そばの町」って自信をもって、胸をはって、しんちゃんは言える。

 きちんとした根拠もあります。県内には1000件近い沖縄そば屋がありますが、その7%に当たる70店舗以上が町内にあります。ちなみに、人口は沖縄県民の1%ぐらいです。なぜ、そんなに多いのか?これは、本部町史をさかのぼれば見えてきますが、長くなるので今回はカット。

 代表店としては「山原そば」「きしもと食堂」。沖縄に来たことがある方なら聞いたことがある店名だと思います。特に「きしもと食堂」は創業明治38年の老舗で、現存する沖縄そば屋としては最古の老舗です。

 また、「きしもと食堂」から「山原そば」へ向かう県道84号線は通称「沖縄そば街道」と言われている沖縄そば屋がひしめき合う激戦区となっています。

 本部町の沖縄そばの情報、店舗リストはコチラのリンク先が詳しいです
 
 しんちゃんもかなりの多くの店に通いましたが、しんちゃんよりたくさんのお店に行っているのが「トコやん」さん、あと、アセロラ屋さんの「僕。」ちゃん。
 この3人で、もとぶのおそば屋さんを全店制覇することを目指してがんばってます。
 (現在はもうちょっと大きな組織なっていて「もとぶのそばを食べ尽くす会」と名乗ってます。)

 まだまだ、たくさんのお店に行けてないのですが、行っただけでも種類の豊富さ、味の違い、工夫に驚かされてしまいます。みんながそれぞれにこだわりを持っているところに「沖縄そばの町」の気概を感じずにはいられません。
 
 正直、お店の甲乙はつけがたいのですが、しんちゃんが好きなお店をリストアップ。

スタンダード沖縄そばの最高峰、地元民にも大人気の山原屋

 「山原そば」ではありません。「山原屋」でございます。114号線、海洋博公園中央ゲートを越え、さらにすすむと備瀬ゲートへ行くための交差点がありその角にあるお店です。

 お店のたたずまいは昭和の高度成長期を思い出させる古めかしさを醸し出しています。このお店を知ったのは本部のお店を調べ尽くしていた2010年の夏。

 食べログに「たくさんの沖縄そばを食べてきたがこのお店が一番」という寸評をみつけた時だった。このお店の他の寸評もすべて目を通したが、必ずといっていいほど建物に突っ込みが入る。でも、皆が言いたいことはこうだ、「それはそれ、これは美味い

 昨今は、麺やスープ、肉をラーメンのように手を替え、品を替え、新しい味を追求する「新流沖縄そば」が多くなってきたが、昔から沖縄そばを食べている人にはやはり違うもの。良いとか悪いとかは置いておいてあくまでも「違う沖縄そば」なんだろう。

 しかし、このお店はあくまでも(言い方は失礼だけど)「普通の麺」「普通のスープ」「普通の肉」で勝負。家庭で絶えるようなスタンダード沖縄そばでも、味を引き出せば「ここまで美味い」と教えてくれるお店といっても過言では無いでしょう。

 そしてスタンダード沖縄だからこそ地元では人気の高いお店なんだと思います。沖縄の方たちに一番おいしい沖縄はと聞いてみてください。多くの方が「おばぁの沖縄そば」と言うでしょう。それほどまでに家庭の味として親しまれる沖縄そばを正統派として味を追求した、沖縄の人がむしゃぶりつく沖縄そばをあなたも食べてみませんか?

沖縄の原風景とマイナスイオンに囲まれた瀬底島の名店、麺や風゜太郎

 伊江島を右手にみながら瀬底大橋を渡りそのまま道なりに走っていくと瀬底ビーチへ向かうT字路が現れる。その、少し手前に細い道を左に入っていくと大きな家が現れる、その前の広場に車を置き、少し歩くとフクギに囲まれた「THE沖縄」な空間に現れる。その中にぽつんとお店を構えるのが「麺や風゜太郎」です。

 くつろぎながら沖縄そばを食べたいというとても贅沢な時間を過ごしたいと思ったとき、もとぶ町で行きたいお店は2つある。

 「夢の舎」か「麺や風゜太郎」だ。

 「夢の舎」は売り切れごめん店のため、どうしても売り切れていたらやだなぁという気持ちが出て、足を運ぶ回数が減ってしまうが、「麺や風゜太郎」は夜8時まで開いてるのでとても安心だ。ちなみに「風゜太郎」とかいて「ぷーたろう」と読む。この店のご主人が落語をやっておりとんちの聞いた名前にとても興味を引かれたのがこのお店との出会いでした。

 このお店は「麺や」というだけあって、沖縄そばあり、ラーメンあり、うどんあり、日本そばあり、スパゲッティーありと「麺」の商品がずらっと並んでいる。旅行に行ってお店に入ったときに、これだけ違うレパートリーがそろうと、味への不安を抱いてしまう。

 特にそういう時のスパゲッティーにはいい思い出が無いしんちゃんにとっては黄色信号が煌々と輝きだす。とにもかくにも沖縄そばを注文して、ドキドキソワソワしながら待つ。このお店は注文が入ってから丁寧に作られるので出てくるまで少し時間がかかる。なのでドキドキもいつもより長い。

 そしていよいよ、おそば登場。目の前にはいつもと違う光景が。麺の上に三枚肉が二枚のっているが1枚ずつ色が違うのだ。こちらが聞く前に女将が話しだし、醤油漬けと塩漬けだという。たくさんの三枚肉を食べてきたが、一度も塩で煮込んだ三枚肉ってのはいただいたことは無い。

 この時点で、このお店の料理への「愛情」がひしひしと伝わってくる。そして、興味津々の状態でいただくことに。この塩は「うまい」さっぱりとしていて、喉に引っかかることも無くするっと溶けるように入っていく。

 「あー幸せな時間をありがとう」、黄色に煌々と輝いていた気持ちが、一気にコンディショングリーンになりました。

 おそばをいただいた後に少しのんびりした時間を取るのがこのお店でのしんちゃん流。

 鳥の声、風の音、フクギのざわめきを聞きなら沖縄タイムを楽しむのである。ここは、「沖縄そばを楽しむ店」そう思えてならないのです。と、いいながら、しんちゃんのこの店の一番のおすすめは担々麺だったりするのは内緒の話だ。

 本部町でおいしい担々麺が食べれると思わんかったぁー。あ、沖縄そばがおいしくないという訳じゃないので勘違いなきようにお願い致します。

 水族館の帰り際、ちょっと瀬底島によって沖縄そばを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 気がつけば何やら長文になってしまっとった。こりゃ失礼。