LCC Peach航空に6回載ったレビュー、沖縄と大阪関空を結ぶ格安航空を満喫したよ

Posted on by しんちゃん

 追記:Peach航空を初めて利用される下調べのためにこの記事にたどり着いた方へ。
 Peachの利用時にトラブル(ご本人の遅刻や飛行機の遅延など、自的要因、他的要因を問わず)が起きたときには、割高になる可能性が非常に高いです。Peachのルールを知らずに利用した結果、クレーマー化してしまう人も少なからず出現しております。もし自分には合わない、ルールにはしたがえないのであれば、他航空会社の利用をお勧めいたします。ルールを守れる方は格安の飛行プランをお楽しみください。

 こんばんは、しんちゃんです。

 2012年10月に就航された Pecah 大阪-沖縄便、それ以来2ヶ月の間に3度も沖縄へ行くことになりました。もちろん3回とも Peach を利用です。 お恥ずかしながら長距離恋愛中。Peachがなければ今以上に喧嘩の日々を送っていたでしょうが、長距離恋愛の3種の神器

  • 携帯電話
  • FaceTime
  • LCC Peach航空

 で乗り切って行きたいと思います。

 さて、そんなどうでもいい話は置いといて、今日は 千歳<->関空<->沖縄 を結ぶ LCC Peach の色々なお話を3往復計6回搭乗した経験からご報告しちゃいます。ファイターズの名護キャンプで利用される方もいると思うのでしっかりと書きまっせ。

 題目はこんなかんじです。

とにかく安いPeach航空



 
 LCC Peach航空はとにかく安い。たまに、「うっそー」と思える金額が目に飛び込んで来ますよね。ただでさえ安いのにその金額を見て目を疑う。12月12日に飛んできた ePeach Newsletter というメルマガにはこう書いてある。

 48時間セール
 【販売期間】12月12日14:00~12月14日13:59
 【搭乗期間】2013年1月5日~1月31日
 大阪(関空)= 札幌(千歳) 2000円

 はぁ??、大阪->千歳が2000円だと。そりゃー、安過ぎだろう。これは飲んだ後代行で家に帰る感覚ですね。

 しかし、これにはちょっとした仕掛けがある。「販売座席数には限りがあり、売り切れ次第終了となります」と書いています。もしかしたら、2000円は1席かもしれない(完全な憶測ですが)、それでも買えた人はラッキーです。

 さて、そんな、2000円で売りに出ていた1月16日の搭乗チケットは、12月13日20:40の時点で、いくらで買えるかと言えば「4,790円〜8,490円」まで上昇していました。経験則ではありますが、Peachは残席数によって価格が上昇していくように感じています。 8割を超えたあたりから、SKYMARKと変わらない値段になるというのが個人的予測です。(公式に空席変動運賃をアナウンスしています。)

 チケット購入が搭乗日に近くなれば空席も少なくなり値段も高くなるから、チケットはできるだけ早く予約をするように心がけている。また、同じ日でも便に寄って3000円以上の差がある時も確認しています。そんな時は無理してでも安い便に乗るようにしています。

 8割を超えたあたりで急激に値段が変わるのは、燃費に関係しているはず。きっと、飛行機も腹八分目が心地良いのだとしんちゃんは解釈しています。なぜ、8割ぐらいとわかるかといえば、6回乗ったうちの全6回が8割の搭乗率だったからです。

 座席は180人分用意されていますが、載った時は大体150人前後(暇だし数えた)でした。実は、この150人という数字、スターフライヤーの満席時と同じ数なのだ。ここがポイントで、Peachが使っている AIRBUS A320 という飛行機は150人ぐらいが燃費良いのだと思います。

 Peach航空は格安航空と銘打っているので、値段を見た時にSKYMARKと変わらなければ、なんだSKYMARKと変わらなじゃないかと思ってしまう。少なくともしんちゃんはその時にそう思ったのです。で、便を変えました。そしてその直後、「これは、満員を極力避けるための抑止力に違いない。それでも、買いたいならその分きっちり回収するよ」と言う経営陣の声が空耳で聞こえました。

 なんとも、感心させられる戦略です。それでも、乗りたいという方のための残りの30席を用意しているのだと認識しました。

 とにもかくにも、Peachは早めにチケットを買うと格段に安いということを覚えておきたいですね。

どこまで自己責任

 Peach航空の安さには自己責任がつきまといます。
 例えば、自己都合でキャンセルした場合はお金は返って来ない。
 例えば、遅刻した場合は飛行機に載せない。
 例えば、飛行機が遅れて乗り換えができなくても知らない。
 などなど、Peachルールブックは手厳しいです。

 実のところ、一番難しい自己責任が「出発、到着の遅延」だろう。

 特に、「千歳 <-> 那覇」となると、関西国際空港での乗り継ぎが発生します。JALで那覇->千歳に行った時は成田で乗り継ぎしましたが、同じ飛行機だったので那覇->成田が遅れたら成田->千歳も遅れるという仕組みでした。しかし、Peachの場合は同じ飛行機ということは今のところ難しく、仮に、「千歳 -> 関空便」が遅れて 沖縄便に乗れない場合は遅刻という自己責任になると下記のようにルールブックに書いてあります。

 Peach便からPeach便へ同一日に二区間以上の旅程(乗り継ぎ・同日往復)をご利用の場合、国内線では60分以上、国際線では90分以上の乗り継ぎ時間を確保してください。Peach便と他社便との乗継ぎがある場合もお客様ご自身の責任で時間に十分な余裕のある便をご利用下さい。
 なお、上記時間を満たしている場合でも、フライトイレギュラー等の理由によりお乗り継ぎできない場合に補償は致しませんのでご了承ください

 そもそも、フライトイレジュラーが起こる可能性が高いサービスという認識はしておかなければならないので、この記述は痛すぎる。(その後、フライトイレジュラーはかなり改善されいます。)
 さらに、この場合には、ホテルやら、レンタカーやら、もろもろのキャンセルが必要になる場合もあります。そんな時のPeachのルールブックはこうです。

 Peachは対象便の航空運賃とそれにかかる手数料や税金のみ払い戻しいたします。

 何も返ってこない〜〜(TT

 ということで、しんちゃんは、沖縄に入る日はホテルを予約しない、レンタカーを予約しないを徹底しています。単に、ホテルやレンタカーに遅れるという連絡が面倒なだけでこなせる人なら大丈夫だと思います。

 予約しない対策としては、ホテルはじゃらんの「今日の宿」で探すようにしています。レンタカーは翌朝から使用するようにしています。

最終便には気をつけろ

 これも経験則になりますが、Peach航空は遅れを取り戻さないがデフォルトだと思っています。だって、遅れを取り戻すためにエンジンを吹かしたら燃費が悪くなって損するCo2排出量が上がって環境に悪いじゃないですか。

 そうなると、取り戻さないツケが一便一便積もっていきます。仮に、一便ごとに20分遅れたら、一日2往復の便があるとすると、最終便が到着するのは80分遅れる可能性があります。1時間と20分ですね。

 実は11月になかなかハードな経験をしました。

 沖縄からのPeach最終便で大阪へ帰ってきました。予定通りなら到着時刻から、南海難波への終電までの乗り継ぎ時間はゆとりがあります。仮に、南海に乗れなかったとしても、JRが更に遅くまで運行しているので結構余裕かましてました。

 ところがどっこい、飛行機は遅れたうえに後部のドアはが開かなかった(後述します)ので到着ロビーにたどり着くのに時間がかかる。そのうえ、バスで移動(約10分から15分)しないといけないなど、いろいろなことが重なって、駅についた時にはJRの最終電車が出た後でした。あと、2分早ければ乗れていました。

 とりあえず、バスの運行時間を調べて、1本だけ大阪駅に向かうバスが有ることに気が付き、バス停まで全力疾走をしてなんとか帰れる目処は立ちましたが、しんちゃんの家は生野区なので、大阪駅からは10Kmほど距離があります。ここから、電卓の鬼に変わります。

 バスが大阪駅に着くまでの間、大阪駅近辺のホテルの空き室状況と料金、あと自宅までのタクシー料金を調べてまくってにらめっこ。タクシー代のほうが安いと踏ん切りをつけたのでタクシーで自宅へ帰宅することにしました。タクシー代3000円強支払いましたが、飛行機代を含めてトータルで支払った金額は、SKYMARKに載るよりもPeachのほうが安かったと喜びつつ、関空でバスが無かったら野宿するしかなかったと思うと冷や汗たらたらでございました。

 最終便はリスクが大きいのは間違いありません。

 そのリスクを最小限に抑えるためにしんちゃんが出来ることは、飛行機がスムーズに出発が出来るよう、搭乗でバタつかないように心がけて、さっと席に座りとシートベルトを締めて、バックルをCAさんが見えやすいようにして、良い子のふりをするぐらいです。

 Peachに載るときは、後の便の人のことまで考えて利用しましょうね。自分だけ良ければはダメダメ。

座席の憂鬱

 そもそも、Peach航空に載るきっかけは知人に、「席が狭いから乗らないほうがいいで、高くてもSKYMARKのほうがええわ」と言われたことだ。しかし、この知人の言うことは的が外れているが多いので載ることにした。

 しんちゃんは身長185cm、体重は94キロ。どちらかと言えばでかいほうだ。

 しかし、そんなしんちゃんでも、Peachの座席は受け入れてくれた。でも、しんちゃんより大きなサイズの人は相当に厳しいだろう。実際、外国の人が座っているのを見ていると狭さを感じる。さらに、前の席の人がリクライニングしてきたら圧迫感を感じずにはいられない。しんちゃんの場合はリクライニングされると膝と椅子の間に隙間がなくなり、窮屈以外の何物でもありません。

 更には、リクライニングされると、トイレに行くのが大変です。また、パソコンを使うと狭くてお腹に当たります。そんなこともあって、自分がされたら嫌なことは他人にしないがもっとうな私は、窓側で後ろの席が開いていない限りはリクライニングをしないようにしています。

 そして、もう一つ憂鬱なのは、座席の決め方。11月のフライトでは、3人連れの親子のうち父親だけが別の席になっていた。12月のフライトでは、小さな子どもと母親が通路を挟んでの座席となっていた。この子供、なかなか聞き分けの良い子で静かに座っていたが、CAさんの機転のお陰で親子一緒に後部座席に移動できた。でも、これは稀なケースだろう。ピーチでは空いている席への移動は原則禁止なのです。

 この時もCAさんは機長に電話で確認をとって、何度かのやり取りを経た上でようやく許可が降りた。

 しかし、ふと思う、満席だったらどうだったのだろうか?

 3人がけ用の座席だからといって、3人分のチケットを一度に購入していても、通路を挟んだり、席が前後したりすることがあるのがPeach流。それが嫌なら、はじめから別料金を払って座席指定をするしか無いところには十分注意したいです。

 座席の順番は基本前詰めです。今のところ、6回中5回は後部座席に誰もいない席に座れていてリクライニングで楽しめてます。2013年2月ぐらい座席の順番の決め方に変更があったようで、確実に前詰めということではなくなりました。

 また、6回中5回のフライトで、飛行機を降りる際には後ろのドアが開いています。これがとてもありがたいです。そう考えると、座席は真ん中が一番不利かもしれませんが、後ろが開かないときは間違いなく後ろの席の人は出るのが遅くなります。

 飛行機をスムーズに降りれないと、シャトルバスにさっさと乗れないため時間を消費し、場合によっては終電に乗り遅れるということも出てきます。(先述した体験では、1本前のシャトルバスに乗れていればJRの終電には間に合っていた….)

 絶対に飛行機を早く降りたいときは、他の飛行会社同様に前の席を確実に抑えることをお勧めいたします。

安かろう悪かろうではない

 自己責任でたくさんのリスクを抱えながら載るPeach航空、だからこそ安いと割り切ることがとても大切なのですが、安全に関しては、他の航空会社よりも徹底していると感じてます。これは、事故が起きた時に「安いからだろ」と言われることが目に見えているからだと思います。

 出発時には、バックルの確認、手荷物の座席下への収納確認、驚いたのはヘッドフォンをすべて外させるということまでやっています。そこまで言うなよと思う人もいるかも知れませんが、国が定める安全基準を守っているにすぎません。

 個人的にはこのチェックの時間が心地よいのです。もちろん、厳しく言っているのは、嫌がらせではなく、万一の事態が起こった時に助かる確率を上げるため。そこをきちんとやるということは、安全に飛ぶ最大限の努力をしてますよって言ってくれているような気がしてなりません。

お得情報

 Peach大阪行き便のなかで、南海電鉄の切符が買えます。これはちょっと驚きでした。しかも、普通運賃なら10%引き。ラピートはもともと10%引きだったものが好評につき難波まで1000円で購入できるように値下げされています。
 
 難波までの普通運賃が890円ですから、プラス110円でゆったり座れる特急にのって難波まで帰ってこれると思うと、即買いしてしまいました。さすがは大阪を拠点にする飛行機会社です。地域の企業とのタッグで地域の人に還元するあたり要所をついたビジネスやってるなぁと思います。

 あと、飲み物は待合室で買っておきましょう。機内は50円程度割高となりますよ。

要望

 一つ目、
 最終便が遅れた場合に、シャトルバスの運転手さんを雇って、スパワールドまで運んでもらえ無いだろうか。スパワールドでそんなサービス始めてくれないだろうか。もちろん有料で。 Peach航空好調に付き、終バスの時間が延長されています。

 2つ目、
 出発が遅れる場合には、出発予定時刻だけではなく到着予定時刻も言って欲しい。計算するのが面倒なんです。到着する場所には、だれかが待っているということがほとんどだと思います。恋人かもしれないし、家族かもしれない、レンタカー屋の人かもしれないし、ホテルの人かもしれないけど、待っているのです。なので、遅れるのは仕方ないとしても連絡がしやすい環境を作ってもらえると、とても嬉しいです。

 ちなみに、あらかじめ出発時刻が遅れることがわかっている場合は、チェックインと保安検査場の締切時間が変わったことがアナウンスされます。(しかし、関空第2ターミナルは聞き取りづらいです。)
 なんでかなと思い確認してみたところ、チェックインの締め切り時間は、飛行機が出発する25分前というルールがあるとカウンターのおねぇさんに教えていただきました。ただし、出発時間が20分以内の遅れのときはチェックイン締め切り時間は変更はしないようです。この辺はPeachでも判断が難しいのだと思います。

 3つ目、
 後部座席の人がさらに後ろの席に移動してくつろごうとするのが目立つので、南海電鉄のように座席管理しっかりしてほしい。CAに聞くと、移動できませんと返事が返って来る。機内アナウンスでもだめと言っている。
 なのに、そんな話を聞かずに移動した人にはOK。これ正直者が馬鹿を見るってやつだよね。そして、CAさんに聞いて席を移動しなかった人は、相当にうっぷんが溜まります。さらには、みんなの飛行機代が上がるのとか、嫌なんですが。

まとめ

 Peach航空に乗る前には、まずFAQをしっかり読もうということです。

 安い分、理解しておかないといけないことが多いですし、間違うと高くなる可能性も秘めてます。

 しんちゃんの場合は一人なので、被害も少ないですが家族4人となってくるとまた違ってくるかと思います。もちろん、上手に使えば非常に安い金額で旅行が出来るというのも事実です。楽しい旅をするためにも、「えー、そんなん知らんかったぁ」って事を少しでもすくなくしてから搭乗したいものですね。それを計画と言うのだと思います。

 あとは、定時運行がやりやすいようにみんなで協力しあいましょう。沖縄の心、ゆいまーる精神で、みなさん利用しましょうね。

 しんちゃんがPeachで旅する時に気をつけている点は、到着時間が2時間ほど遅れる覚悟をしながらチケットを購入し、どうしても早く降りたいなら少しお金を払って座席指定で前の席に。当日は、荷物は最小限にとどめて機内に持ち込むつもりでまとめておく。特におみやげの事をあらかじめ考えておきたい。

 チェックインの時間を厳守し、待合室でお手洗いを済ましておき、出発が遅れないようにささっと乗り込む。飛び立ったらとにかく到着するまで何も考えず、音楽を聞きながら本を読み。間違ってもパソコンで作業をしようなどと思わない(もちろん、状況によってはその場でパソコンをカバンから出して使いますよ。)。といった感じです。

 それでは、みなさん、Peach を使ってお安く旅行を楽しんでくださいね。

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