野球とファイターズと美ら海水族館と写真とパソコン日記

開幕前にWBCと野球学

 こんばんは、しんちゃんです。

 明日はいよいよ、プロ野球開幕です。我らがファイターズは言うまでもないかもしれませんが、埼玉西武ライオンズと西武ドームで激突です。先発はもちろんこの男、武田勝投手です。

 そして注目は、大谷選手がライトで開幕を迎える可能性が高い事、WBCで成長して帰って来た中田翔選手、陽岱鋼選手の外野トリオです。その平均年齢は22歳とフォレッシュな感じでございます。

 先日、吉井理人氏の「投手論」出版記念ハングアウトがありました。ハングアウトってなんじゃろなぁだとおもいますが、今回は、単純にネット配信だったとおもいます。

KDN Official YouTube Channelから、録画映像を見ることができますよ。

 「技巧派にも筋トレは必要か」という質はしんちゃんがさせていただきました。最近、野球学に目覚めてるしんちゃんにはこのチャンネルは熱いです。

さて、野球学で言いますと、最近は桑田真澄氏に大注目しております。体罰の件での啓蒙活動もですが、今更ながらに「清原×桑田 最後の真剣勝負」を見まして、改めてこの二人の凄さを実感した次第でございます。

 この二人が「統一球」を戯れる姿に、更には清原氏のホームラン、その後の「俺のバットの軌道を把握してそこに投げてきてくれた」という言葉は重みを感じた次第でございます。

 まだ、見ていないかたは、ぜひ

 さてさて、それではWBCのお話を。まずは、私の心の師である広尾晃氏の「野球の記録で話したい」に記事化されていたWBCでの応援スタイルのお話を。

 WBCで「みんなで稲葉ジャンプ」とても楽しそうでした。正直、画面越しになんだよ皆やりたかったのかぁと思いつつ観戦しておりました。しんちゃんはまだ広尾氏の領域に達しておりませんが、ボールの音、すごく大切だと思います。

 このブログのタイトルにもなっている「白球」。こいつは本当に不思議な生き物です。突然ですが、みなさんは、漫画とアニメーションの違いを御存知ですか?紙の上に書かれたキャラクターという漫画に魂を吹き込み動かすことをアニメーションというそうです。

 本来はグランドに転がるただの白い玉。それをフィールドプレイヤー達が魂を吹き込んで前へ後ろへ、右へ左へ、元気よく飛び回ります。この生き物が出す音は非常に繊細です。空を切る音、皮と擦れ合う音、木とぶつかる音、時には金属と触れ合う音も響き渡ります。

 そして、その音からいろいろなことが解ります。

 だから、広尾氏のいうことはとても解ります。また、氏は応援を否定しているわけではありません。ただ場と時をわきまえてほしいという事だけだと私は認識しています。打った瞬間、アウトを取った瞬間、脳へ刺激が走り、身体が勝手に動き声が出ます。チャンスが来たらより一層応援したい。その気持ちとっても大切です。なので、節度を持って楽しんでいきましょう。

 白球がいきいきと駆けまわる音の心地よさ、そこからくる情報量、実は、先ほどの「清原vs桑田」の対決でも大きな要素となっています。清原氏がホームランを打つシーンはスタジアムの生音だけで十分な演習となっています。

 さてさて、WBCの結果に目を移すと、日本は残念ながら、決勝トーナメント初戦で敗退しました。WBCには1位と2位しか無いそうなのです。メディアは戦犯さがしに夢中だったようですが、しんちゃんはそれよりも、次回大会で日本は決勝トーナメントに進めるのかという方が心配でなりません。

 野球とベースボールは違うそうです。日本はスモールベースボールという野球をやってきました。郷に入れば郷に従えとでも言いましょうか、パワーヒッターが揃えにくいというお土地柄だったからかもしれませんが、繋ぐ野球が基本です。

 いま、スモールベースボールは多くの国で取り入れられています。そして根付いてきています。ブラジルが1次ラウンドに出てきたのも、韓国が1次ラウンドで敗退してのも、台湾が1次ラウンドを突破したのも、すべてこのスモールベースボールが要因だと考えています。

 キーワードは技術レベルの均等化では無いかと。

 もし、vs台湾戦で、王建民投手がもっと投げれていたら、もしくは、もう一人王建民投手のレベルの投手がいたら、ネガティブではありますが考えてしまいます。

 各国、野球の精度が上がっている事を実感した今大会。それだけに次回大会がどうしても不安になってしまいます。次回大会では、中田翔選手にぜひともパワーヒッターの重要性を魅せつけて貰いたいと思います。

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