今日は関空祭り。先日関空祭りでPeachが格納庫見学をすることを発表しました。空港のロビー以外の場所に入れること自体珍しいのに、格納庫に行けるなんて、もう夢のようです。
しかし、行きたい気持ちとうらはらに、体はだるく、起き上がりたくない気持ちとの駆け引きに時間を費やし、到着したのは、申し込み開始から一時間遅れの、11時前。
贅沢に難波からラピートで関空に到着して駅を出ると、右にも左もブースがたくさん。ピーチの受付がどこにあるかわからず探すのに時間がかかってしまったが、facebookを見ながらなんとかたどり着りつけました。初めは全く逆方面に歩いていた悲しさ….
テントはピンクでPeachらしく、わかれば見逃すことは二度と無い。そして、ブースに近づくと、「なんだよ、受付がすいてるじゃない。もう、受け付け終わった?それとも人気無い?」という有り様。色々思いを抱えながら受付の女性に「まだ申し込みできるんですか?」と聞いてみる。
返ってきた返答は、「あちらの列の最後尾にお並びください。」
え?
ブースを少し離れた、ターミナルへ続く橋の境目を先頭に、ぐると、まわって、もう直ぐ一往復。すでに、12時半の便まで、申し込みは終わってる?と書いてある。
「この並んでる人を入れて12時半までですか?」「いいえ、受付が終わった分だけです。」
はい〜?
なんてこったい。並ぶの? 並んで、格納庫を見に行けなかったらどうするの? いやいや、定員ですっと言ってくれるだろうと、自分勝手な期待をしながら、とにかく、最後尾へ。
人数を数えながら、歩き出すが、途中で面倒になり、最後尾へ駆け足をする。最後尾には、人数を数えている、スタッフのお姉さんがいて並ぼうとすると、「おそらく、二時の便に乗れると思います」、と言ってくれました。イベント慣れしてて、いい感じです。
並んでる間は、別のスタッフの方が、ルールを説明しながら歩いています。これぞ、ピーチ。ルールなくしてピーチなし。
何時の便に載るかの指定はできません。格納庫にイケるだけでテンション高いんだからそんなのどうでもいいっす。
少しずつ前に進み、途中で申し込み用紙を記入。身分証明書を先に提示してから受付です。受付前の身分証明書を確認時点で、格納庫に向かう人は全員いないとダメというルールなので、気をつけてくださいね。
子供の身分証明書は提示をしなくても大丈夫ということです。
並んでる時から、格納庫の中を想像しながら、あれ、飛行機材エアバスA320はフル稼働じゃないの?と思いつつ、そもそもイベントの名前が「ピーチの飛行機を見に行こう」なのに飛行機がないのはどうなの? もしかして、真新しい「WING of TOHOKU」が待っててくれるのではと思うと、さらにワクワク感が増してきます。
最終的に、申し込みまでに並んだ時間は50分。来年は、朝一の格納庫に入れるように頑張って起きたい。そして晴れますように。
受付後、集合時間まで少し時間があるので関空内をウロウロ。集合時間が近づいてきたので、所定のバス停へ。北側のバス停といわれていたが、どちらが北かわからず、尋ねながら到着。そこで入場許可証をもらい、バスが来る迄ゆっくり待つ。しばらくすると、バスがやってきた。お、いつもの南海バスやん。
バスに載るとそこでは「小さな領土問題」が起きている。いわゆる席取り合戦だ。我先にとバスの中を走って席を確保する人たち。路線バスとはいえ、20人ぐらいは座れる。私は中盤ぐらいだったので立ちでしたが、目の前の席に座っていた小さな女の子が、お母さんの膝の上に移動したため座れるようになる。が、すぐに赤子を抱えた母親が入ってきたので、席を替わることとする。
バスに揺られること10分ぐらいで、格納庫に到着。もちろん、通常は入れない区域である。その見上げるほど大きな建物に圧倒されつつも、津波来たらどうなるんだろうと、この格納庫の中でA320は飛行機同士がぶつかり合うのだろうかと考え始める。が、そこは解決できる問題ではないので気持ちを切り替え中に潜入することに。
待っていてくれたエアバスA320は10号機の「WING of TOHOKU」ではなく、7号機の通称「ルネ娘」でした。なるほど、「ルネ娘」はPeachの経営方針を色濃く出した機体であります。
まずは、CAさんとの写真撮影。ちょっとバスの中で必ず参加するようにいわれたので一緒に写真撮影。結果的には、一緒に写真撮影しなくてよかったみたい。続いて、A320の説明。午前中は、井上社長直々にお話があったらしい。社長さんがフットワークが軽いのがいいですね。A320は片道5200Kmの航行が可能らしいです。
ピーチとしては4時間ルールという飛行エリアを決めていて、大体4000Km弱を営業エリアと定めている。関空からだと香港がぎりぎりのラインとなる。沖縄を第二拠点としたのは、タイ、ベトナムを飛行エリアとするため。その次はタイかベトナムに拠点をおいて、さらに4時間先まで飛行機を飛ばせるようになる。いうなれば飛行機の各駅停車を目指せすのである。