こんばんは、しんちゃんです。
今日は試合がありません。マリーンズvsホークスを観戦してみようかなとか思います。試合がないのをいいことに、今日は今期の斎藤佑樹を振り返ってみようと思います。
本日までの成績は、6試合に登板し4勝1敗。防御率は1.84となってます。
まず、忘れもしない3月30日の開幕戦。下馬評を思い出しとこう。
【【悲報】『日ハムのエースは斎藤佑樹だ!』の問いに対し解説陣12人中11人が「No」】
おいおいガンちゃん。頼むぜー。
【斎藤佑樹 開幕投手! これって有り?野球界を馬鹿(冒涜)にしてはいませんか? 】
これは質問なのか?自分思いの丈をぶちまけて、最後にはてなマークをつけてるだけにしか見えない。結果がどうあれ痛い感じですなぁ。
さて、そんなおもっくるしい中の佑ちゃんの開幕での成績は、アンチ佑樹の罵声の準備もむなしく、1失点完投勝利。空振りに終わった皆さんストレス発散させれなくてごめんなさい。この日は今季最大の7奪三振でもあります。6回に1失点するも、打者は4人だけ。あとぐされのないピッチングはさすがであります。そして、名言「背負っている」が生まれることとなる。プロ2年目でここまで落ち着いたヒロインを出来る選手はそうそういないだろう。「背負っている」は流行語大賞にノミネートされるのでは。
続いては4月6日、開幕戦はまぐれではという疑いを払拭する内容で7回84球2失点で勝利投手。1回2回は三者凡退に打ち取り好投感を演出するが、3回の里崎に一発食らうと、4回5回は佑ちゃんらしいランナーを背負うピッチング。6回7回は再び調子を取り戻すが8回からはリリーバーに譲ることとなる。84球なので完投でもよかったかもしれないね。
4月13日、札幌ドーム初の佑ちゃんVSマー君。この二人が背負っていかないといけないドラマですね。そんな佑ちゃんに、栗山英樹監督から一言
【「自分の好きなように」/栗山監督】
というのもあり、投げ合いをみれるものと思っていたが6回でそうそうに降板となる。降板のときも「え??」という顔を見せたのですが、吉井コーチのブログでフォローアップ。
【イーグルス3連戦】
引用すると「それは、降板の時のゆうちゃんの表情です。ものすごく、怒っていました。自分への怒りとベンチへの怒りですね。(オレはまだ戦えるぞ!)この怒りこそ、次へのエネルギーなんです。」
なんというか、闘志を引き出すための前振りは栗山英樹マジックとでもいいましょうか、どうしょうか。こっちとしてはズタボロになってでも9回まで投げさすと思ってたので、吉井コーチのフォローがなければ「えーーーー」ってまんまだったと思います。そして、この佑ちゃんの闘志が次の登板に現れます。
4月20日、8安打プロ初完封。斎藤佑樹に実力があると知らしめたと言える試合でした。安打は全て単打。ランナーを背負っても大丈夫、ダブルプレー取れるからと思えるほどの安定感。佑ちゃん曰く「不思議な感覚」。この不思議な間隔の考察はこちらの【プロ初完封勝利。斎藤佑樹が語った「不思議な感覚」の意味】が興味深い。この試合以降、ランナーを背負ってもあまりドキドキしないようになった。ここで、お、今年はファイターズ優勝しちゃうかもと多くのファンが思ったのではないでしょうか。
4月28日、Kスタでの楽天戦。本来であれば今季2回目の佑ちゃんVSマー君の予定でしたが、残念ながらマー君が腰痛で離脱。これは大変残念だ。代わりにヒメネスさんを当ててきたがこれまたいいピッチャーだ。この日は稲葉さんが初回に2000本安打を記録。球場全体がお祭りムード。なんとしても勝ちたい試合というプレッシャーが襲いかかってきます。この日の批評は吉井コーチのブログを引用。
「2回以降は、落ち着いて投げる事ができていたと思います。味方がなかなかチャンスをものにできない展開で、苦しい精神状態だったと思うが、よくがんばりました。失点の場面でも、やけっぱちにならず、ちゃんとプランを持って低めに投げていました。結果的に、ワイルドピッチになり失点してしまったが、意味のある失敗だったと思います。(へぼ投手なら、ストライクをほしがり、ビッグイニングになるパターンだった)」
試合の流れというのがよく言われる。5回に3点とられるが、6回には同点に追いついてもらっていその裏はしっかりと抑えている。そのまま試合は引き分け。負けはつかなかった。このあたりは持っている斎藤佑樹という感じだろう。
5月4日、この日は5連敗がかかる大事な試合。もちろん、負けれないという意味で非常に重いものを背負っている。個人的には開幕よりも重い試合ではないかと思っていた。GW9連戦のうち6連戦を札幌ドーム行いという状況で佑ちゃんの登板日には札幌ドームで3連敗中。GW中では4連敗となっている。この日負ければ、まさかの6連戦6連敗も覚悟しなければと思えるぐらいの緊張感。4月の調子は良かった期待感と、どこかしらにある打線不発の緊迫感が重たい重たい試合と感じさせていたのでは無いかと思う。そんな重たい気持ちもお構いなしに佑ちゃんは7回9安打2失点と好投。正直すこし危なげあるピッチングでしたがしっかりとゲームメークをしての降板。点差もあったので完投もありかと思ったけど、きっぱりと変えられてしまいました。この日は稲葉さん250号ホームラン。偉業の裏に佑樹ありか?他のピッチャーの経験をつますことも長い目でみた時にはとても重要。そう考えると、斎藤佑樹はベンチからの信頼も相当に大きく、彼自身が育成の部分にも目をやれるゆとりが出てきたのかもしれない。
そして、明日。4月は武田勝さんがMVPを取ったので、5月は佑ちゃんに是非とってもらいたい。人見知り激しい勝さんが佑ちゃんに積極的に話しかけてるとか。選手間での情報交換も非常に重要。
これから辛い時期もあると思うがそんな時は流れを変えれる存在として期待したい、それが斎藤佑樹かな。
しんちゃんは体調不調続き。明日のためにも早く寝よう。
【持ってる男、斎藤佑樹】 【全力疾走、稲葉篤紀】 【ついに開花、吉川光夫】
【躍動の投球、八木智哉】 【ハンマーで一撃、スレッジ】 【悩める男、栗山英樹】
【キャップ、田中賢介】 【投球を極める、吉井理人】 【頼れる大ベテラン、木田優夫】
【恋愛相談もOK、大野奨太】 【万能、小谷野栄一】 【4番の血、中田翔】
【世界一の投手を目指す、ダルビッシュ有】 【制球の匠、武田勝】