投稿者: しんちゃん

  • 海水温30度線もどんどん北上、2013年の夏、各地で大雨、気温上昇

    海水温30度線もどんどん北上、2013年の夏、各地で大雨、気温上昇

     ことしは、3回もこの言葉を聞いた。「ただちに命を守る行動をとってください」。これは、気象庁が天候が荒れている地域に送った言葉だ。山口、島根、秋田、岩手。まずは、7月末近くに山口と島根に豪雨が襲う。8月に入ると、秋田。山を超え、岩手が豪雨に襲われた。

     「ただちに命を守る行動をとってください」、そう簡単に発する言葉でないことは明白で、その後、これら地域は大きな水害に見舞われることとなる。水は強い。とにかく強いのだ。

     雲の発達は、海水温と気温に関係がある。気温もうなぎのぼりだと報道でも騒いでいる。同様に海水温もうなぎのぼりだった。いや、今ものぼっているがあまり騒がれてない。

     まずは、昨日、2013年8月9日の海水温が例年に比べてどれぐらい温度差があるかを見てみよう。
    sstD_anm_20130809

    < (c) 気象庁 >

     これらのデータは気象庁で見れる。みなさんもぜひ気にかけてほしい。

     東京から三陸の沖合にかけては例年よりも低いがそれ以外は例年より高い水温となっておる。冷たい水が温かい水に囲まれているようにも見えるが、平均の温度なので、冷たい水が集まっているわけではない。

     では、海水温はどれぐらいかというと。
    sstD_20130809

    < (c) 気象庁 >

     これだけ見ると、だから?と思うかもしれない。ということで、去年のも見てみましょう。sstD_20120809

    < (c) 気象庁 >

     縦に並べてると見難いと指摘を受けたので(小人さんに)、横に並べてみましょう。
    sstD_anm_201320120809

    < (c) 気象庁 >

     去年には日本近海になかった、30度線が大きく北上して海面がピンクで覆われていることが良くわかります。今年は、台風が少ないせいもあり、海面の温度があまり下がっていないことが大きな原因ではないかと思います。

     海流がフィリピン沖、沖縄沖を通って九州の手前で、黒潮と対馬海流にわかれます。しばらくは沖縄沖の温かい海水が、日本海に流れ込んでいくということが予想されます。

     日本海からは、オホーツク海へと温かい海水が流れでるので、時間がたてば千島海流の海水温も上がってくると思われます。

     現在、台風第11号 (ウトア)がフィリピン沖に発生しております。海水温が高いためか、発生直後からすくすくと育っているようです。ある程度、海水温を下げてはくれると思いますが、すぐにフィリピンより西に抜けてしまうので海水温的には大きくは下がらない可能でも高いです。

     また、急速に発達していますのでフィリピンの皆様、お気をつけください。

     例年ですと、9月初旬から中旬ぐらいまでは、27度線が北上するので、気候にも大きな影響を、そして環境にも大きな影響が出るかと思います。

     30度線は珊瑚にとっての生命線でもあります。すでに、30度を超えている地域が沢山あり生態系のバランスが崩れる可能性も出てきます。珊瑚が白化をすれば、魚たちのは楽園を失い旅に出ます。自分が暮らせる海水温であれば、良い場所を求めてさまよいます。

     今年は熱帯性の海洋生物が日本海に入りこんでいく可能性も十分考えられます。

    また、海水温が高くなると漁業にも大きな影響が出てきます。ことしは、さんまの季節が遅くなるかもしれません。

     もちろん、気候も不安定になりますので、当面は、気象情報を敏感にキャッチできるようにつとめるようにしましょう。特に川遊びの時には、雲の動向にも気を張る必要がありそうです。

     海水温のお話は、これからも、機会を見つけてはしていければと思います。何よりもしんちゃんが、海水温のことをもっと知りたいのです。

  • 第2回、風立ちぬ、いざ生きめやも。一日一日を大切に

     みなさん、風はまだ、吹いてますか?はい、わたしは、びゅんびゅん吹き荒れてます。仕事をつめて、ほぼ泊まりこみでやってるのでいろんなこと放置ですが、下降気流に入ったなぁと思ったら、「風立ちぬ」を観に行きます。

     映画ってほんとうにいいですね。以下ネタバレ有ります。まだの方はお気をつけあれ。

     いやはや、宮崎駿監督の「風立ちぬ」は賛否両論のようで、議論が起きるのは良いことではないかと思います。みなさんは観られましたか?どうでしたか?

     僕は、今のところ2回観ましたが、2回とも泣いちゃってます。男のくせに泣きがやがって!!。ああー、泣きますとも。でも、1回目と2回目では泣く回数も変わってくるわけであります。2回目は予備知識が豊富だし、自分なりの思考も固まってきてるので、より深いところを見ようとするわけです。

     でも、やっぱり、二郎が九試単座戦闘機を完成させて家に帰ってきた所からは涙が出てします。菜穂子が残り少ない人生の中で二郎を支えるという決心をした。その想いが帰ってきた瞬間から溢れ出してきます。菜穂子のことを男の願望や妄想という人もいるようですが、男と女が逆の立場であっても成立する話しです。

     僕は、菜穂子の存在は、二郎が夢でカプローニに「想像的人生の持ち時間は10年だ」といわれた設計家の寿命を擬人化し、解釈しやすいようにしたものだと思っている。もちろん菜穂子は結核と闘いながらも、二郎の帰らないでという言葉に心動かされ、そばにいることで二郎を支えるという大きな使命を果たしていますので、そのこともきちんと含んではいます。だからこそ、加代に、菜穂子を高原病院に戻すように言われた時に「僕たちは1日1日を大切に生きているんだ」という「僕たち」となるのだと思います。

     でも、僕が、この映画に心を動かされているのは、この二人の存在だけじゃなく、時代背景とそれらの描写なんです。宮崎駿監督のセル画には、動かないキャラクタがいないといわれるほど多くのキャラクターが様々な行動をとっています。今回はそのサブキャラクターたちから、俺達は、この時代を生き延びるんだという動きに集中しているのが想いがヒシヒシと伝わってくるのです。
     
     それは、まさにキャッチコピーである「生きねば」を時代背景とともに描写したもので、今までの宮崎アニメとはリアリティにおいて一線を画しています。

     じつは、僕は、二郎が会社に初出勤する途中の部分で、身震いが起きました。音楽や映画を見て鳥肌が立つことはあるのですが、細胞がブルっときたのは初めてです。それは、心に、「おまえ、時代に甘えてのんびり生きてないか?」と、映像が語りかけて来た気がしました。二郎が東京から名古屋での初出勤するまでのクダリは僕にとってはかけがえのない宝です。このシーンがあるからこそ「1日1日を大切に生きる」という言葉に重みをすごく感じれます。

     先ほど、キャッチコピーの事に少し触れましたが、もともとのキャッチコピーは「いざ生きめやも」だったそうです。「いざ生きめやも」とは「生きるだろうか、いや生きることはないだろう」。この部分は堀辰雄の訳に対していろいろと論争があるようですが、宮崎駿監督もそのことは承知のうえでキャッチコピーにしていたのだと思います。

     というのも、ラストシーンの菜穂子の「生きて」というセリフ、元々は「来て」だったそうです。あの場面は煉獄に留まっている二郎を菜穂子が彼岸へ誘うというシーンだったのを、アフレコで「生きて」に変えたそうです。それに伴い、キャッチコピーも変わったのでしょう。僕は、彼岸へ向かっても良かった思います。むしろ、ここを生きさせてしまったら、エゴイズムとか言われてしまうのだと思います。

     なお、二郎の元を去った菜穂子の面倒は加代が幾度となく見にいっていたことでしょう。黒川の女将さんが、汽車にのるまではそっとしておいてといってますので、汽車にのった後の加代は全力疾走だったとおもいます。でも、それでいいのです。黒川の女将さんの判断は正しかったと思います。汽車に乗る前に菜穂子が加代と会ってしまうと、菜穂子の決心を弄ぶことになりかねない。

     しかし、未だに、ラストがなぜワインを飲むのかがよくわからない、この映画の謎です。でも、それはいいのです。僕は、この映画から大きなものをいただきました。だから今も会社で泊まりこんで作業しているのです。「1日1日を大切に生きているんだ」と胸を張って言える自分になるのです。それは、いっぱい働いたからという意味ではなくてね。

  • ファイターズの再定義

     最近は、起きて仕事、仕事終わって寝るの繰り返し。今は、泊まり込みの息抜き中。9月頃にはPeachにのって沖縄へ、札幌へ、熊本へ(鹿児島経由、長崎帰り)と企んでるんですが、企めば企むほどドツボにハマるのが自分のパターン。

     ということで、ファイターズの試合もあまり見れていない。基本的に見ていない試合のことは記事にしない。結果だけ見てぎゃーぎゃー騒ぐと、最終的に自分の心が痛むから。かきっぱなしなら、痛まないんだけどね。

     今年のファイターズは苦しい状況に立たされている。本日自力優勝が消滅だとか。それは、仕方が無いこと。昨年までの常勝チームは悪戦苦闘の、「再定義」中。かつて、20年を超えてAクラス入りを果たした、チームはたったの2つしか無い。

     思えば昨オフ、長期的な視野を重視して、防御率低下という大きな代償のもと、糸井選手を放出し、メジャー移籍の田中選手、故障の金子選手の穴を埋めるべく大引選手を獲得。長期的な視野という言葉からすれば、西川選手の教育という主目的であったかが西川選手は怪我で離脱中。精一杯のプレーの中でのアクシデント。これは、しかたのないことだけど、もう一年かかりますよという意味でもある。

     Facebookのファイターズ公式ページのコメントとか、G+のコミュニティーのコメントとか見ると悲しくなる。で、必然的に見る回数が減る。で、今日、FBのいいねを外した。

     先般、函館での試合後に、選手が無愛想にバスへ乗り込むことについて言及するコメントを見たのだが、複雑な気持ちだった。あまったれしんちゃんは、負けたって暖かく選手に触れ合ってほしい。でも、今の状況じゃ無理だろう。10の褒め言葉より1の悪口の方が心に響くという。

     勝てば、ファンのおかげです!!負ければ自分の責任です!!野球選手は過酷な商売です。

     吉井のおっちゃんの「投手は誰と戦っているのか」というお話が大好きです。間違ってもファンの野次と戦わないようにしてほしい。今はベンチと戦っているようにも見える。しかし、それは、少しだけしか試合を観れていないから確認は持てない。

     この間、彼女が病気にもかかわらず罵声を浴びせてしまった。その後、ひどく心が傷んだ。それ以上に彼女の心は傷ついただろう。世の中すべてが思うように行くわけではない。その中でできる限りのことを尽くした。そこをみる必要がある。

     ファイターズはこれから20年に向けての再定義中。20年連続でAクラスに入るのは並大抵のことではない。

     批評は、終わってからでも問題ない。クソミソに言った所で、流れが変わるほど野球は甘くない。しんどい時は少し距離をおいてもいいんだよ。

     期待は裏切らない。期待とは相手に押し付けた自己の願望であり、相手が裏切ることはできい。期待は裏切られるのもではなく、期待は外れるものだ。と、私の主治医は言う。外れた気持ちを相手にぶつけても、それは、相互不信を生むだけだ。

  • 「凛華ちゃん」今度は家族のふりをするFacebook友達申請にご用心

    「凛華ちゃん」今度は家族のふりをするFacebook友達申請にご用心

     昨日、お仕事をしてると、Macの右上にNotificationが、Facebookに友達リクエストが有りましたよと通知が出た。で、早速、Facebookに確認に行くと。「◯田 凛華」ちゃんからリクエストが来ていることが確認できた。

    凛華降臨

     「◯田」君って苗字のお友達がいるので、そういえば、奥さんの名前聞いてなかったぁ、いや、聞いてたかもしれないが忘れている可能性が高い。で、確認しようと、まずは凛華ちゃんのプロフィールやらタイムラインやら確認。空っぽ、しいて言えば、すでにお友達が1人いて、共通の友人に「◯田」君がいることを確認。やはり、奥様なのか?

     ひとまず、自分のウォールに「凛華ちゃんは奥さんかなぁ」と書き込む。メッセージではなくウォールに書き込む当たりがやらしい感じ。すると、すぐに別の友だちから、「違うよー」とコメント。以上、「解決」。

     というわけにはいかず、そのお友達の旦那さんから、俺にも友達申請来てるよ〜。と追加でコメント。「真っ黒確定」。で、再度凛華ちゃんのプロフィールやらタイムラインやら確認。すでに、5人がお友達。うち1名Web屋…. (あ、昔、このブログにファイターズらしい素敵なブログですね、ってコメントしてきた人だ、前にコメント返さない奴はブログやめちまえって言ってたので絶対にコメントは返さなさいが)

    20130803

     ちょっと、クスクスしてると「◯田」君からFacebookへコメント。「はい~違いまする。ご迷惑をおかけします」って、いやいや、きみは何も迷惑をかけないのだよ。ここから、彼はいろいろなところにごめんなさいを連発し、凛華ちゃんとお友達になっちゃった方にメッセージも送ったようです。この記事を書いてる時点では、残り3名でございます。お早めに離脱してくださいね。

    事の経緯をしばし見守る

     この経緯をずっと見守ってたんですが、ものの見事に「◯田」君を狙い撃ちのような感じで、凛華ちゃんとお友達になる人は必ず彼のお友達の人ばかり。

     「◯田」君の名誉のために言いますが、セキュリティは高めですよ。友達のリストはお友達にも公開していませんから。

     なんでかな~と考えるのがおいらの役目(また勝手なお節介)。凛華ちゃんとお友達になっても情報は得られないし、あの人が友達なら大丈夫かと思わせるような行動は絶対しません。してはいけません(・∀・)ゥィルスー!!

     「◯田」君のお友達は、概ね、大阪 < 岡山 < 沖縄 という人数関係になっている。申請を承認した人の多くは沖縄の人だった。ご存じの方もおられるかと思うが、本土から見ると、沖縄の苗字は摩訶不思議な物が多い。逆もしかりだ。今回、多くの人がおいらの発想と同じで「奥さんかも」とおもったに違いない。ちなみに奥さんはFacebookをしません。多分永久に。  で、沖縄の人は、他に「◯田」って知り合いはいないから「奥さんかも」ではなく「奥さんだ」で、すぐに承認してしまった。という流れ。これは、まるで、家族と勘違をさせるような手口にローカルでは珍しい苗字でたたみかけてきたわけだ。これはこれでなりすまし同様たちが悪い。考えてみると、他の地域でもありえるパターン。あなたの友達で信用が高い人、同じ苗字が周りに少ない人、家族がFacebookをやっていないような人、これらの条件を満たす条件の人をターゲットとして、その人の家族のふりをして友だち申請をしてきます。犯人は調べて実験を試みてきたのだろう。 

    原因の予測

     犯人ではないので、手口は推測するしかない。「セキュリティ高めなのに、なぜ友達のリストを凛華ちゃんが手に入れていたのか?」という課題を頭に「◯田」君の投稿を眺め返すことしばし。

     投稿の多くが「友達の友達まで」になっている。なるほど、ここから友達リストを作ることは可能だ。ここは、具体的に書いておこう。そのほうがわかりやすい。

     「◯田」君の友達は知り合いばかりだ。しかし、その友達が「太田 咲」と友達になっている。本名が「太田 咲」さんには甚だ迷惑な話だが、「太田 咲」といえば、Facebookでは有名な架空IDだ。もちろんそれ以外にもたくさんいるが。

     詳しくは永江一石氏の【ようやく見えてきた、Facebook架空中華美女IDの狙いはこれか・・】をご参照いただきたい。ついでに、メルマガも購読もおすすめしておこう。

     「太田 咲」には、「◯田」君の投稿に押されている「いいね!」を押している人が丸見えだ。これを、一年分、掘り返せば、多くの友達をリスト化できる。手作業でやるとある程度時間がかかってしまうが、FirefoxやChromeのアドオンを使うと自動化も夢ではない。

     リストさえ出来てしまえば、後は、「◯田 凛華」で友達リクエストを投げるだけ。投げた後は凛華ちゃんはパソコンに張り付いて、「あの人の家族かも」とリクエストを承認した人のデータを取得。友達までならいいかなぁと設定している情報は数秒で、リスト化される。

     うまくいけば、そのまま友達として、友達の友達に悪さが可能。なので、友達に迷惑をかけないためにも「太田 咲」はじめ架空中華美女IDとはさっさと縁を切ってくださいね。

    盗みとられた情報で、どんな悪さをされるのか

     悪さをされる事例は、先の永江氏の記事と、こちらの【友達3人承認でFacebook乗っ取りも。架空アカウントに注意】を読んでいただきたい。

     かいつまんで引用すると

    それはFacebookのパスワードを忘れた場合のパスワード再設定機能を悪用するからだ。犯人の視点で、乗っ取りの流れを見てみよう。
     1:架空アカウントや疑似なりすましのアカウントを大量生産
     2:ターゲットである被害者に向けて、友達リクエストを複数送る
     3:被害者がうっかり、架空アカウントを3人友達にしてしまう
     4:犯人が被害者のアカウントのパスワード復活機能にアクセス
     5:犯人がパスワード復活機能に協力してもらう友達3人を指定
     6:友達3人には架空アカウントを指定して、犯人が承認してしまう
     7:犯人が被害者のアカウントのメールアドレスを変更
     8:パスワード変更。被害者のアカウントを乗っ取り
    つまり3人の架空アカウントが友達になっていれば、被害者のアカウントを犯人が乗っ取ることが可能

    スパムの大量送信、不正プログラム・ウイルスのばらまき、詐欺サイトやフィッシングサイトへの誘導メッセージ送信などが考えられる。友達から見れば、あなた本人からのメッセージに見えるから、騙されてしまう可能性が高い。

     今回の「◯田」君のようにいろいろなところに頭を下げて回るのも時間がもったいないだろう。もちろん、メールアドレスから他のサービスにログインされるという事も覚悟しておかねばならい。

  • Peachのシートベルトチェックは確実性が高いです

    Peachのシートベルトチェックは確実性が高いです

     アシアナ航空が、米サンフランシスコ国際空港で起こした事故は、いろいろな展開があり、話題に事欠きません。お亡くなりになた3名の方にはお悔やみ申し上げます。

     飛行機は重力に反して飛んでる物体。事故レスになるにはそうとう先では無いかと思います。飛行機よりの安全性が高いクルマですら、未だ事故はなくなりませんね。

     そんな、厳しい状況の中、事故機であるボーイング777は1995年以来20年近くも死亡事故を出していない超優良機でした。現時点である程度の運用実績がある機材で死亡事故が発生していないはエアバスA340だけになるそうです。

     先日、ピーチの使用機材(飛行機)にエアバスA320が選ばれた理由をいろいろと調べていたところの事故だったのでちょっと衝撃でした。

     さてさて、アシアナ航空の事故ではいろいろなことが取り沙汰されていますが、こちら気になる記事がございました。

    【中国ブログ】「中国人は行動改めて!」アシアナ事故で乗務員怒り

     うーん、これ、CAがシートベルトを閉めてないのを確認しているにもかかわらず、フライトしてるのはまずいのではないでしょうか。機長権限で下ろすことができます。ピーチの場合は、バックルを見せるようにCAさんが乗客一人一人に協力を要請しながら確認しつつ、機内放送で確認が出来ないと飛び立てませんよと放送を流します。

     飛び立つ時間が遅れると、ピーチは必然的に機材到着遅れで次の便は遅れて飛び立つことになります。

     以前にも書きましたが、僕は、このシートベルトのバックルを確認している時間がとても居心地がいいのです。JAL,ANA,SKYMARKといろいろな飛行機に乗ってますが、ブランケット借りてバックルが隠れてる時に、CAさん、そのまま、通り過ぎちゃうのに疑問をいだいていました。だから、ちゃんと見せろと言われたら、はい見せます。

     あと、着陸時も滑走路走行中に、バックルを外す音がしたりします。経験則ではSKYMARKが一番カチャカチャうるさいですね。僕は、早く外しても立ち上がれないので、飛行機が止まるまでは靴下を履く時間と決めています。

     CAさんと機長さんは、安全を守るための大きな権限を持っています。ピーチのように、きちんとした権利行使をしてもらえることを、また、乗客の方もCAさん、機長さんのいうことを効いてくださいね。特に、シートベルト着用サインが出てる時はCAさんも機内アナウンスでしか指示が出せません。言うこときこうね。

     今回の件がどうなっていくのかわかりません。確かに機材の外に飛び出したと報道された時、シートベルが着用されていないことは疑いました。しかし、真実はわかりませんので考えるのはあきらめました。それよりもやっぱり、CAさんの言うこときこうね。ここが大事。

     さて、引き続き、燃料事故も起きたようです。
    アシアナ航空機が今度は中国で燃料漏れ事故…乗客震える=韓国

     いま、ピーチでこんな事故が起きたら、そらみろ、安いからだって言われちゃいますね。エアバスA320は死亡事故が起きてしまっていますが、パイロットエラーによるものです。

     過去8回の事故のうち、死亡事故5回はすべてヒューマンエラーと結論付けられています。残り3回の内2回は機体異常での軽症者が出ています。残り1回はバードストライク(離陸時、エンジンに鳥が巻き込まれる)で「ハドソン川の奇跡」として有名な事故です。

     バードストライクはかなり怖いです。youtubeでも映像が見れますが、パイロットには何も見えていません。異常が起きた瞬間に原因を断定できる能力は凄いと思います。エンジンは不完全炎上で火を吹いてる映像なんかもあり、凄い恐怖心が起きてきます。

     ピーチだとバードストライクでも安いからだという人も出てきちゃのかなぁとか心配しちゃいます。関空は海鳥が多く飛んでいるので心配。でも、パイロットも優秀な方が揃っていると聞くので(伝聞です)、きっと大丈夫。

     最後の方はタイトルと大きくずれちゃいましたが、シートベルトしっかりしめましょう。いい機体といい操縦士でも、バードストライクと自然には勝てませんので。

     ちなみに、サムネイルに使用しているシートベルトの写真は、SKYBELTSという、シートベルトのバックルを普通のベルトに転用したもの。関空の展望ホールで販売しているそうなので、今度買いに行ってきまーす。

  • クオリティースタート率が優勝への道

     セパ交流戦も終わり、昨日から公式戦再開。しかし、中盤戦の初日は残念ながら、雨。今日はスライドで、吉川光夫投手が先発です。その吉川投手、3回途中に左足を吊ったために発生。心配です。とても心配です。栗山英樹監督もさぞや心配でならないでしょう。

     交流戦終盤から、ファイターズらしい野球が戻ってきて、吉川投手のアクシデントにもかかわらず、着実に追加点を積み重ねて勝利にすることが出来ました。吉川投手も悪くなかっただけでに悔しい降板であったと思います。

     チーム状況は、今日の試合開始前の時点で首位と8ゲーム差。今日首位のロッテさんに勝ったので7ゲーム差ですね。十分に優勝を狙える状況です。そのロッテさん。元阪神のブラゼルさんを獲得したそうです。先日の統一球の秘密が暴露された時点で、ブラゼルおかえり話をしていたら、まさに帰ってきました。

     これは、要注意。

     さてさて、7ゲーム差でも優勝を狙えるのは、首位の勝率が6割を切っている状況だから。言葉は悪いけど、まだまだ、各チーム同士が潰し合い状態だから。3位で12ゲーム差だと、4位以下は、1位2位にボロ負けするので差は縮まらない。パ・リーグは、首位と最下位7ゲーム差だからまだまだわからない。しかも、これから夏だ。

     その中で、優勝を狙うのにどうしても必要なのは、クオリティースタート率を下げること。クオリティースタートは「先発投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以内に抑える」こと。昨年より著しく悪くなっているのが、このクオリティースタート率。それだけに、今日の吉川投手のアクシデントは痛いことにならないことを願ってます。

     7回の小谷野栄一選手のファインプレーはかっちょよかったです。野手のますますの活躍が防御率にも大きく影響する。だからこそみんなで目指そう優勝を。

     大丈夫、ファイターズの選手は皆出来る子頑張る子!!今季初の5連勝でビックウェーブ到来です。

  • Creative Cloud CC に バージョンアップが出来ない

     本日、6月18日。めでたく、 adobe Creative Cloud CC がリリースされました。いつもの感じで、アップデートしようと思ったら、あれ、出来ない。タイミングが悪かったなぁ…

     以前は、アップデートしている、Adobe Application Manager というアプリでバージョンの管理がされていましたが、Creative Cloud CC からは Adobe Creative Cloud というアプリでバージョンの管理がされるようです。

    Adobe Creative Cloud

     更にここから、ちょっと迷子に。

    Creative Cloud CC

     ぜ、全部最新じゃないですが。これ、CS6だよ。ちょっとちょっと。

     迷うことしばし、まさか、スクロールする?

    Creative Cloud CC

     スクロールした。下の方に隠れてた。何も隠さなくてもいいやん。

    Creative Cloud CC

     あとは、インストールボタンをポチッとするだけでした。未だ、スクロールになれない自分に反省しきりです。

     おわり

  • もしもピーチに乗り遅れたら、チェックインの時間は厳守です

    もしもピーチに乗り遅れたら、チェックインの時間は厳守です

     飛ぶ鳥を落とす勢いの LCC Peach航空 は、ついに大阪と成田を結ぶ路線が就航するそうです。Peachの勢いが増すごとに、ブログのアクセスが増えてきて、同じピーチファンのためにも少しずつピーチの記事を増やしていければなと思います。

     さて、今回はLCC Peach航空に乗り遅れ場合に関してです。

     残念ながら、払い戻しはありません。別の便への振替もできません。

     1分の遅刻でも許してもらえないのが基本です。お気をつけください。バスが遅れても、許してもらえないのが基本です。お気をつけください。空港によって、門限の時間は違いますのでお気をつけください。

     関西国際空港の場合、国内線のチェックインは出発時刻の25分前まで、その他空港は30分前まで、国際線は50分前までにチェックインをして下さい。例えば、関空18時25分発の沖縄行きに乗る場合は、17時59分59秒までにチェックインを済ませて下さい。

     続いて、保安検査所にも門限があります。関空国内線は、出発時刻の20分前までに通過、その他空港は25分前までに通過、国際線は30分前までに通過となっています。Peach専用ターミナルの場合は保安検査所に並んでいれば検査の時間が過ぎていても通してくれてます。途切れたあとは恐らく無理でしょう。

     さらに、搭乗ゲートにも門限があります。国内線は20分前まで集合、国際線は25分前までに集合です。

     ピーチ利用者は2013年5月で200万人になりましたが、そのうちのごくごく少数ですが、遅刻が原因でピーチが嫌いになっちゃった人が居るようです。みなさんも、遅刻しないように気をつけてね。融通はききません。きいたら高くなっちゃいますから。

     不安があるときは、JAL,ANAを使いましょう。無用にストレスをためる必要はありません。

     ちなみに、しんちゃんの場合は、飛行機乗るなら2時間前に空港に着けと上司に指導されていたので、相当な理由が無い限り、乗り遅れることはないでしょう。

     その他、Peachの記事を書いています。ご参考になればと思います。GoodSpeed!!
     ●LCC Peach航空に6回載ったレビュー、沖縄と大阪関空を結ぶ格安航空を満喫したよ 
     ●LCC Peachの悪天候による欠航の払戻しは連絡が必要です
     ●地域に根ざすPeachの成功と生き残りをかけたスカイマークの失態

  • 飛びます、統一球!!野球の勝ち方変わります。知っていたのは誰ですか?

     本日、プロ野球に関する、非常に重大なニュースが流れて来ました。開幕からすでに55試合以上を消化している状態での衝撃的な事実発表にざわつかずにはいられない。いまさらなのかもしれませんが…. 「NPB白状…統一球こっそり変えてた

     少し、引用が多いです。

     日本野球機構(NPB)と労組日本プロ野球選手会(会長=楽天嶋基宏)の事務折衝で選手会側から導入3年目となる統一球が「昨年より明らかに飛んでいる」との指摘を受けたNPB側は、昨年までが「飛ばなすぎるボール」であったことを明かし、微調整を加えていた事実を認めた。

     え、つまり、去年まで間違えてたってこと?そんなバカな。何にしても去年までとは違うとようやく認めたわけです。

     嶋会長は「明らかに本塁打数も3割打者も増えている。逆に投手の防御率は悪くなっている」と、事情説明を求めた。これに対し、NPB下田事務局長は、過去5年間の反発係数のデータを示して、今季から微調整を加えた新たなボールを使用している事実を明らかにした。

     データは嘘をつきませんからね。

     開発された統一球は下限(0・4134)に近づけて製造され、11年シーズンから導入された。ところが、NPBがシーズン中に行う検査で、昨年は下限を下回る数値を示していたことが分かった。

     いや、まて、一昨年の数値はどうした。まず、2011年の開幕前に数値検査をしてなかったってことなのか?

     今年の2度(4月と6月)の抜き打ち検査の平均値は「0・415~0・416」を示しているという。下田事務局長は「加藤コミッショナーにも相談して進めた」と話した。

     つまり、今年も事前にチェックをしていなかったということなんだな。

     NPBはミズノ社に対し、統一球に関する問い合わせに「全く変わっていない」と答えるように指示していた。

     そもそも、報道の事を気にするよりも選手のことを気にしろよ。

     下田事務局長は「我々はあくまで微調整という認識だった。知らせれば混乱を招くと思ったが、知らせないことで混乱を招くと言われれば、そういうこともあるかもしれない」と釈明した。思わぬ形で再燃した統一球問題。今後の行方が注目される。

     「そういうこともあるかもしれない」とは何事だ。現実にあるのだ。

     残念ながらNPBの方々が野球を全くわかっていなくて経営をしているというのが露呈した形と言わざるをえないだろう。このブログのタイトルを「白球という生き物」に変えたのは、野球において中心に居るのが「ボール」だからこそだ。ちなみにしんちゃんも、まだまだ野球がわかっていないのは事実だが。

     間違っても「たかがボール」ではないのだ

     バットにボールがあたって捕球されるまでに行われる動作すべてにおいて影響が出る。言うまでも無いかもしれないが、現在の野球は、ピッチャーが投球する前から打者vs9人のプレイヤーの戦いが始まっている。

     最近では、テレビでも各野手のホームポジションと、現状の違いを可視化して見せてくれるところもある。打者が右打ちが上手ければ右により、左しか打てなければ左による。打者があまり飛ばせないなら、前よりに、長距離ヒッターなら後ろ目に守るのだ。ボールが反発係数が変わるということは、ホームポジションが変わるということだ。妙にポテンヒットが目立つのも恐らく、その影響だろう。また、イレギュラーした時のボールのはね方も変わってくるだろう。名手と言われる人たちのエラーが目につくのもその影響があるのだろう。

     そして、守備位置が変わるということは投球戦術も変えなければいけないということだ。

     更には、打者が振りになる場面も出てくる、バントにしても思った以上に転がりすぎるし、ミスしてフライを上げてしまったら取られやすくもなる。

     野球のやり方が変わってしまうのだ。だからこそ公表すべき事なのに。何故に公表しなかったのだろうか。このことは1部の人だけが知っていたということはないのだろうか?

     何のために抜き打ち検査をしているのか。なぜ、今更、間違っていたと言い出すのか。何か大きな闇があるのかもしれない。

     それよりも何よりも、去年まで飛ばないボールの対策でプレイのバランスを崩したり、年俸が落ちた選手が不憫でならない。

     だからといって、ファイターズが最下位なのはボールのせいではないのだが…. 今日も絶対勝つぞファイターズ

     残り90試合弱、選手たちには意識と戦術を変えて野球を楽しんで貰いたい。

  • ヒーリングスタディアプリ「やっぱ漢字でしょ」の販売開始しました

    yapakan 本日、無事に新作となるiPhoneアプリ「やっぱ漢字でしょ」をリリースしました。

     思えば、4月19日〜21日にかけて参加した、StartUp Weekend Osaka で、「なんだ、おいら土日でも頑張れるやん」という気持ちがふつふつと湧き上がり、そやそや、昔は、無休で仕事やってた時期もあったんだと記憶が蘇って来たのがアプリ製作開始のきっかけでした。

     GWの前半の3連休は家にこもってアプリの開発。その後、平日は朝起きてから最低2時間はアプリ開発の時間にさき、日中は会社の仕事を全力疾走、帰ってきてぐったり、土日は10時間程度アプリに没頭、というペースで開発を進めていきました。

     GW後半の4日間が別の用事があったので開発できていませんしたが、ほぼ、2週間分の作業量で何とか基礎的な部分を作り終え、リリースすることが出来ました。

     ゲームの内容は、「漢字あてクイズ」です。

     ウミホタル君が、少しずつ漢字を作っていきます。その漢字を作ってる漢字を書いて当ててしまおう、というゲームになってます。

     本当にシステム部分が動いているだけなので、遊びの部分、達成感が薄い状態ではないかと思います。「ヒーリング」というテーマと「クイズ」というテーマをうまくドッキングさせて、ストレス発散と言うよりはリフレッシュできるようアプリとして、これからバージョンアップに励んでいこうと思っています。

     現在は、皆さんに遊んでもらった中で得られる書き順のデータというのが重要になってきます。書いてもらったデータはサーバーに送られて、漢字認識の精度向上に役立てれないかと、という部分を重点に置いています。

     そのあたり、技術的な部分は、時間が出来れば「紐付けな日々」に書いていこうと思います。

     現在、遊べる搭載されている漢字は、小学1年生で習う漢字が対象。大人には少し簡単かもしれません。ぜひ、お子さんと一緒に遊んでいただければと思います。

     また、ご意見や改善案などいただけると幸いです。

     「やっぱ漢字でしょ」公式サイトはこちらから

     ダウンロードは
     ↓↓↓↓↓をクリック

    やっぱ漢字でしょ - Shimpei Azuma

     今週末には、本部町のそばマップの申請を行いたいと思ってます。

  • 地域に根ざすPeach航空の成功と生き残りをかけたスカイマークの失態

    地域に根ざすPeach航空の成功と生き残りをかけたスカイマークの失態

     2013年3月31日をもちまして、スカイマークが関空路線から撤退するすることとなりました。

     だーれ?Peach航空より高くてもスカイマークの方が良いって言ってた人は? やはり日々ニュースチェックをして、経済感覚を磨かないといけませんねぇ。良い悪いの前にもう関空から飛ばない。正直減便は沖縄への観光客減につながるので残念だが赤字で飛び続けることは出来ないので仕方がない。

    Peach航空とスカイマークの搭乗率の差

     下記記事によると飛行機への搭乗率は7割程度が採算分岐点なのだが、スカイマークは月によっては4割を切る搭乗率しかなかったとか。これは厳しい。さらには「再開の見込みはほぼない」ということだ。完全否定ではないがほぼ永久に無いのは間違いないだろう。
     スカイマーク関空撤退の記事

     しかし、この記事を読んでただスカイマークが撤退したとだけを読み取ってはいけない。その奥に隠れるていることは、Peachの便数が増えていることだ。Peachは攻めます攻めれます!!

     千歳と関空を結ぶ飛行機便数は
     Peach航空:5往復
     スカイマーク:2往復

     那覇と関空を結ぶ飛行機便数は
     Peach航空:3往復
     スカイマーク:2往復

     先に動き出した千歳関空便は倍以上の便を出すまでに成長。那覇関空便もスカイマークの便数を追い抜くことに成功していたのだ。

     ちなみに、LCC全般が順調というわけではない、記事によれば、エアアジアは昨年10月から4カ月連続で搭乗率が6割を下回り、ジェットスターは昨年12月以降、搭乗率を公表していないという。公表をしないということは芳しくないということだろう。
     LCCの課題の記事

    なぜ、Peach航空だけが好調なのか?

     前出の記事にも書いてはあるが、最終便の到着時刻が厳しくなると、エアアジア、ジェットスターは欠航せざるを得ないが、Peachはその点をクリアーできている部分が大きいので有利だろう。ただし、終電後に関西国際空港についた場合は、バタバタ感が尋常ではないことは付け加えておきます。
     ドタバタ劇の模様は「LCC Peachに6回乗ったレビュー、もうすぐ沖縄キャンプ」をお読み下さい。

     そして、経営効率を上げるための努力を徹底して行なっている点も大きいだろう。以前にも書いたかもしれないが、関空の第二ターミナルでは、トーイングトラクター(飛行機をバックさせるための車)が無く、飛行機自身が180度回転して出発する。これにより、トーイングトラクターの維持費も必要なく、運転手も雇わなくても良いのだ。トーイングトラクターのタイヤのお値段とか考えたくもないですね。

     あのみすぼらしいバーコードでチェックンをシステムも内製で作っているそうだし、PCなども譲り受けているらしい。この辺りが、安さを維持しつづける秘訣のようですが、世の中では、「安かろう危なかろう」という話になってしまっているのが残念なところだ。

     そもそも、安くて落ちやすいのなら、国が許可するはずが無いだろうに。

    Peach航空の経済効果

     Peachは着実に地域経済に影響を与えている。

     こちらの記事「言葉は無理でも指さしシートで 南海が作成、ピーチ効果で関空利用アジア客増加に」では、南海電鉄の利用客数増のデータが出ている。

    南海電鉄空港線(関西空港~泉佐野)の輸送人員も平成24年12月期(4~12月)で前年同期比15%増の約620万人を記録した。

     計算すると、8ヵ月で80万人ぐらい。月に10万人、一日には3300人程度利用者が増えたということです。泉佐野から関西空港は470円なので、単純計算すると3億7600万円の増収になってます。(実際には特急料金や難波からの利用者などもあり、もっと複雑でしょう。)

     そして、コチラの記事「関空、深夜・早朝のアクセス便利に バス・高速船運行延長 」では、ネックであった終電後の終バスの時間延長のお知らせがある。

    最近は関空のターミナルビルのベンチで夜を明かす旅客が増加。新関空会社によると、1月は1日平均80人と前年同月の5倍以上だった。新関空会社は今回のアクセス改善により、やむを得ず宿泊する人を減らせるとみている。

     80人なら、バス1台で大半の人を運ぶことが出来る。実質、難波と梅田の2路線で延長するのだから、ほとんどの空港宿泊者を大阪市内へと運べるのだ。ちなみに梅田への終バスは関空発1時15分、難波への終バスは関空発11時45分となっている。(2013.4.1現在)

     さらに、こちらの記事「ピーチ航空が利用する関西国際空港・第2ターミナル。利用者数好調につき、第2ターミナル行きのバスが増便されます」では、微妙な変化に気づいてしまったようで

    この第1ターミナル=第2ターミナルのバスの運行本数は、元々昼間は6分間隔だったんですよね。それが、先日バスの時刻表を改めてチェックしてみると5分置きに変更となっていました。 

     これは、普通気が付かないですよね、凄い調査能力です。ちなみに、第2ターミナルまでのバスは南海バスの貸切です。

    地域に根ざすからこそのリード

     さて、ここまでで見ていただいたように、Peach航空は関空、南海と非常に強い結びつくを持っている。更には、難波から阪神、近鉄と、淀屋橋からは京阪とタッグを汲んで、神戸へ奈良へ京都へとPeach後の旅を安い値段で提供し相互の利益を上げれるように務めている。これが、ホントのWinWinだ。

     最近では、おみやげ屋さんの商品も充実して、赤福も置かれるようになった。これは嬉しい。

     そして、フライト後の「はんま、おおきに」の一言はほっこりさせてくれる。「おおきに」って温かい言葉使いやなぁと思います。恐らく探せばもっともっと地域に根ざすための努力をしていることだろう。

     気になるのは、沖縄を第二拠点にしたことだろう。アジアのハブという位置づけもあるかもしれないが、もともと、大阪と沖縄は近い関係にもある。大阪大正区のリトル沖縄を巣立った人たちが大阪にはたくさん住んでいるというのも好材料。

     さらにさらに、超ドル箱路線をやる気ではないかと、ワクワクする。伝説の那覇千歳直行便。
     
     最近では、企業のグローバル化が進み、なかなか地域の人に役立つローカルビジネスに目が届かないことも気になるが、こうやって、大阪に住んでいる人達を、大阪に来る人達を、自分たちのビジネス以外でも応援してくれる姿が、Peachの本当の原動力なのだと僕は確信している。

    ANA一人勝ちの布石

     Peach航空の関空での躍進は、ANA以外の航空会社には、間違いなく痛い話だろう。しかし、ANAだけは笑いが止まらないはずだ。それは、ANAが格安ブランドとしてPeachを作ったからだ。

     スカイマークの関空撤退で、スカイマークの利用者は、どこかの航空会社に頼ることになる。彼らがちょうど中間層に居ることもあり、PeachにもANAにも振れる可能性がある。もちろん、ANAを選ぶ人はJALという選択肢もある。

     単純計算になってしまうが、スカイマーク利用者が100人いるとしよう、ANAとJALしかなければ、50人,50人と別れて利用すると考えるだろう。ここにPeachが入ることによって、各社33人が利用することになる、つまり、ANAグループは66人を確保できJALよりも33人分の増収となる。JALは50人の目論見が、17人分少なくなってしまうのだ。

     ANAは、したたかに大人のビジネスをひっそりとやるのだと感心してしまった。

     おわり

  • GW前半の3連戦を久しぶりにパ・リーグTVでの観戦

     今日のファイターズ、残念ながら大敗をきっしてしまいました。乾投手のメンタルが崩壊していないかとても心配していますが、監督、コーチがフォローしてくれていると信じてます。公示も出てませんから、なんとか、ボールを低めに集めれるよう再度調整して、リベンジして貰いたいものです。

     今日は、ヒットマンも大差にもかかわらず、諦めない気持ちは全面に出ていたと思います。そのあと、しょんぼりでタンパクな展開になっていたら、さっさと切り上げたと思いますが、そうしないのがファイターズらしいところだと思います。

     この3連戦、久しぶりにじっくりとパ・リーグライブTVでファイターズを見届けれました。2戦目は、武田勝投手の安定具合に途中でうとうとと寝てしまい、ヒロインを見逃すという大失態。しかし、あとで、VODで確認して、武田勝投手と中田翔選手のこころ優しいヒロインを楽しみました。

     今年は、小谷野栄一選手が、安定感を取り戻しました。去年は打順が固定されなかったところも大きいと思いますが今年は、3番にしぼってウェイトの調整もしていたようなので去年よりもパンチ力が戻っていて安心しました。

     アブレイユ選手の広角打法にも、目が飛び出ちゃいました。振り遅れの様に見えるんですけど、しっかりライト方向狙ってるんですよね。金村さんの解説に、うんうんと頷きながら、内角が嫌いだから内角を開けるではなく、内角を見逃すために内角を開ける立ち位置というのに野球の奥深さをまたまた知った次第であります。

     あとは、糸井選手がヒットマンとして立つと応援しちゃう自分がややこしい感じです。今日とか、よし、三塁打とか、口走ってて、嬉しいような悲しいような、でも、冷静に次、イ・デホやーん(TTという悲しい現実をつきつけられるのも、またMぽくていい感じなのかもしれません。

     2軍の方では、稲葉さんが2安打。復調の兆し。ケッペルまもなく調整を済まして一軍へ。斎藤佑樹が徐々に始動。糸数、頑張れ!!って感じですね。

     昨日、長嶋茂雄のVODを見直しました。授賞式までには記事書きたいなぁ。

     まだまだ、ぜんぜん、優勝狙えるポジションですが、混パは続くよどこまでもって感じも否めませんが、応援できる日は、頑張るぞ!!

  • 江夏豊、豪腕・二十歳のエース、昭和43年2月のキャンプがすべて

     野球学を学ぶ上で、偉大なる野球人の話を追いかけていく、シリーズ「野球人の教え」

     第一回は、江夏豊投手にスポットを当てる。江夏豊投手といえば、1979年11月4日に大阪球場で行われた近鉄バファローズでの「江夏の21球」があまりにも有名。しかしながらしんちゃんは、腹の出たおっちゃん程度の認識であった。

     江夏投手は、甲子園に出場をしていないが、超高校級の逸材で昭和41年のドラフト会議で4球団から指名されている。砲丸投げで鍛えた豪速球投手。しかし、豪速球しか投げられないという大きな弱点も持っていた。

     昭和42年のシーズンは阪神タイガースの得点力不足に泣くこととなる。しかし、彼の優れたところは逆境をバネに出来るところだろう。自分の持つ力でファンを楽しませるにはどうすればよいのか、ということを考えだしたのである。それが奪三振王を狙うということ。

     150Km/h前後の豪速球で次から次へと三振を奪っていき、シーズンで225奪三振を挙げて最多奪三振を記録、コントロールに課題があり88個のフォアボール、1試合平均に1被本塁打をあびるといった課題も残したが、高卒ルーキーが奪三振王を達成したこと自体、すでに偉人の粋に達している。

     翌昭和43年2月のキャンプで、江夏氏は林義一コーチと運命的で出会いを果たす。この出会いで、砲丸投げから学んだ腕力で投げる「担ぎ投げ」を修正することになる。担ぎ投げは、肘の関節で投げるといっても過言ではない投法で、肘への負担が大きくなり早々に故障をするというリスクが大きい。この時すでに、江夏氏は肘の痛みをうったえてたそうだ。

     林氏は江夏投手に、腕全体を使ったしなりのなる投げ方を教えこむのである。これにより、体力勝負で投げていた投球が劇的に変化し、球数が増えても疲れない事を理解し、投手とは「正しいフォームによる力強い」と、「勝負度胸をささえる自信」が投手にとって不可欠だということを知る。

    よみがえる熱球-プロ野球70年- 第6集 豪腕・二十歳のエース-1 」09:30あたりからその分の話が始まる。この林義一氏の投球解説は非常にためになるので、小さなお子様にもぜひ見てもらいたい。

     江夏氏はこのキャンプで、3000球を投げ込んだという。その中で、自分が投げているボールの中でも、特にキレのある活きているボールを投げる方法を見つけだすことになる。これが、江夏豊投手の投球術を定めるものとなった。

     さらに、このキャンプで、一年目には投げれなかったカーブをも取得する。フォームを変更に成功したことにより、ストレートと同じ腕のふり、同じ肘の使い方で手首だけをひねって投げる、変化は少ないが豪速球と相性の良いカーブを手に入れたのである。

     同じ腕のふり、同じ肘の使い方はプロ野球ではとても大切だ。日本の野球「スモールネースボール」において、「癖」を見抜かれるということは致命傷につながりかねない。逆に、白球のリリースポイントが全く同じで球速、軌道が変わる、それだけでも大きな武器となる。
     (最近では、意図的にリリースポイントを変える投手もいることを言い添えておこう。)

     事実、江夏投手はこの年401奪三振を奪う。世界記録には認定されていないが、あの、ノーラン・ライアン(リリースポイントを意図的に変える投手が所属する球団のオーナー)をも上回る数字である。

     江夏豊投手は、今後も野球学を勉強するにあたり、重要な人物であることは間違いないだろう。そのターニングポイントとなったのが「昭和43年2月のキャンプ」での林義一氏との出会いで、もし、それがなければ肘を壊していた可能性が高かったというのが今回のお話である。

     参考文献

    よみがえる熱球-プロ野球70年- 第6集 豪腕・二十歳のエース-1

    よみがえる熱球-プロ野球70年- 第6集 豪腕・二十歳のエース-2

    よみがえる熱球-プロ野球70年- 第6集 豪腕・二十歳のエース-3

    よみがえる熱球-プロ野球70年- 第6集 豪腕・二十歳のエース-4

     第2回は、国民栄誉賞を受賞した「長嶋茂雄氏」にスポットを当てたい。おもろいおっちゃんと思っている若い人も多いだろうが、野球学という分野から見るとすごい選手というのは言うまでもないだろう。

  • 開幕前にWBCと野球学

     こんばんは、しんちゃんです。

     明日はいよいよ、プロ野球開幕です。我らがファイターズは言うまでもないかもしれませんが、埼玉西武ライオンズと西武ドームで激突です。先発はもちろんこの男、武田勝投手です。

     そして注目は、大谷選手がライトで開幕を迎える可能性が高い事、WBCで成長して帰って来た中田翔選手、陽岱鋼選手の外野トリオです。その平均年齢は22歳とフォレッシュな感じでございます。

     先日、吉井理人氏の「投手論」出版記念ハングアウトがありました。ハングアウトってなんじゃろなぁだとおもいますが、今回は、単純にネット配信だったとおもいます。

    KDN Official YouTube Channelから、録画映像を見ることができますよ。

     「技巧派にも筋トレは必要か」という質はしんちゃんがさせていただきました。最近、野球学に目覚めてるしんちゃんにはこのチャンネルは熱いです。

    さて、野球学で言いますと、最近は桑田真澄氏に大注目しております。体罰の件での啓蒙活動もですが、今更ながらに「清原×桑田 最後の真剣勝負」を見まして、改めてこの二人の凄さを実感した次第でございます。

     この二人が「統一球」を戯れる姿に、更には清原氏のホームラン、その後の「俺のバットの軌道を把握してそこに投げてきてくれた」という言葉は重みを感じた次第でございます。

     まだ、見ていないかたは、ぜひ

     さてさて、それではWBCのお話を。まずは、私の心の師である広尾晃氏の「野球の記録で話したい」に記事化されていたWBCでの応援スタイルのお話を。

     WBCで「みんなで稲葉ジャンプ」とても楽しそうでした。正直、画面越しになんだよ皆やりたかったのかぁと思いつつ観戦しておりました。しんちゃんはまだ広尾氏の領域に達しておりませんが、ボールの音、すごく大切だと思います。

     このブログのタイトルにもなっている「白球」。こいつは本当に不思議な生き物です。突然ですが、みなさんは、漫画とアニメーションの違いを御存知ですか?紙の上に書かれたキャラクターという漫画に魂を吹き込み動かすことをアニメーションというそうです。

     本来はグランドに転がるただの白い玉。それをフィールドプレイヤー達が魂を吹き込んで前へ後ろへ、右へ左へ、元気よく飛び回ります。この生き物が出す音は非常に繊細です。空を切る音、皮と擦れ合う音、木とぶつかる音、時には金属と触れ合う音も響き渡ります。

     そして、その音からいろいろなことが解ります。

     だから、広尾氏のいうことはとても解ります。また、氏は応援を否定しているわけではありません。ただ場と時をわきまえてほしいという事だけだと私は認識しています。打った瞬間、アウトを取った瞬間、脳へ刺激が走り、身体が勝手に動き声が出ます。チャンスが来たらより一層応援したい。その気持ちとっても大切です。なので、節度を持って楽しんでいきましょう。

     白球がいきいきと駆けまわる音の心地よさ、そこからくる情報量、実は、先ほどの「清原vs桑田」の対決でも大きな要素となっています。清原氏がホームランを打つシーンはスタジアムの生音だけで十分な演習となっています。

     さてさて、WBCの結果に目を移すと、日本は残念ながら、決勝トーナメント初戦で敗退しました。WBCには1位と2位しか無いそうなのです。メディアは戦犯さがしに夢中だったようですが、しんちゃんはそれよりも、次回大会で日本は決勝トーナメントに進めるのかという方が心配でなりません。

     野球とベースボールは違うそうです。日本はスモールベースボールという野球をやってきました。郷に入れば郷に従えとでも言いましょうか、パワーヒッターが揃えにくいというお土地柄だったからかもしれませんが、繋ぐ野球が基本です。

     いま、スモールベースボールは多くの国で取り入れられています。そして根付いてきています。ブラジルが1次ラウンドに出てきたのも、韓国が1次ラウンドで敗退してのも、台湾が1次ラウンドを突破したのも、すべてこのスモールベースボールが要因だと考えています。

     キーワードは技術レベルの均等化では無いかと。

     もし、vs台湾戦で、王建民投手がもっと投げれていたら、もしくは、もう一人王建民投手のレベルの投手がいたら、ネガティブではありますが考えてしまいます。

     各国、野球の精度が上がっている事を実感した今大会。それだけに次回大会がどうしても不安になってしまいます。次回大会では、中田翔選手にぜひともパワーヒッターの重要性を魅せつけて貰いたいと思います。

  • みんな、サンフランシスコに行きたいか!!侍ジャパンアメリカ行きチケットゲットだぜ!!

     こんばんは、いろいろと度肝の抜かれている、しんちゃんです。

     まずは、大谷くん152Km/hデビューおめでとうございます。早い時期に二刀流デビューしそうですね。

     今日の侍ジャパンは、12点差7回コールド、先発全員安打、毎回得点、ホームラン6本、17安打。ついに、打線が爆発しました。

     火付け役は、出塁率.400 打率.000 の鳥谷選手の先頭打者ホームラン。この一発は間違いなく大きかったです。そして、完璧な投球を見せてくれた前田投手。5回1安打9奪三振。メジャーへのチケットも手に入れちゃったかもですねぇ。

     6本のホームランは、鳥谷選手、松田選手、内川選手、稲葉選手、糸井選手、坂本選手です。特に稲葉選手のホームランには栗山英樹監督も、ニコニコしていることでしょう。東京ドームとはいえ、6本というのは、持ってる力がすごいのだということですね。何よりも、全員なんだというのが気持ち良いです。途中まで、翔ちゃんはドキドキしたことででしょう。また、このパターン??って思ったはず。でも、今日は打てたよね。成長成長!!

     ただ、やはり、野球とのいうのは怖いもので、投手がなげる「ボール1つ分の高さ」で大きく結果が変わるというの身にしみた1戦でした。

     圧倒的な強さで、サンフランシスコ行きのチケット手に入れました。多分今頃、日本は弱くなったといった方々は後悔をしているのではないかと思います。(してないか、そんなこと言ったの忘れてはしゃいでるな)

     明後日に、順位決定戦ですね。いい流れで行きたいので、ドドドーンとかって、1位通過でアメリカに乗り込みましょう。できることなら、傷心のオランダがキューバに負け、キューバを今日の勢いで倒し、台湾の敵を取ってから、アメリカに進みたいものですね。